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【日本人の食事摂取基準について】
平成17年度から21年度の5年間に使用する「日本人の食事摂取基準(2005年版)」は平成16年10月25日に「日本人の栄養所要量-食事摂取基準-策定検討会」においてまとめられました。

食事摂取基準とは
◎食事摂取基準は、健康な個人または集団を対象として国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防を目的としエネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すものであります。
◎保健所、保健センター、民間健康増進施設等において、生活習慣病予防のために実施される栄養指導、学校や事業所等の給食提供にあたって、最も基礎となる科学データであります。

今回の改正での見直しポイントは
◎増やすべき栄養素
 食物繊維、n-3系脂肪酸、カルシウム、カリウム
◎減らすべき栄養素
 コレステロール、ナトリウム(食塩)

上記のように今回の改訂では生活習慣病の予防に重点をおいて、食物繊維やn-3系脂肪酸といったいわゆるImmunonutritionに関与する栄養素の積極的摂取を推奨しています。以前のDr'sコラムでも書きましたが、Immunonutritionはわたしたちの体にとって非常に大事な役割を果たし、単純に栄養面だけでなく、食と免疫といった観点から免疫能の強化を栄養面から活性化させるということが想像できます。例えば、食事における脂肪を構成する脂肪酸であるn-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸については、n-3系脂肪酸は細胞性免疫を高め、免疫応答を抑制する傾向がありますが、反対にn-6系脂肪酸は炎症を助長し創傷治癒が遅れる傾向があるという事が知られており、今までn-3/n-6系脂肪酸摂取基準比率も1:4だったのが今回の改訂で約1:3となりました。極めて食事成分と免疫応答性への影響は注目すべき点であり、Immunonutritionはわたしたちの健康維持と疾病治療の双方に大きな価値があるということが改めて分かったのではないでしょうか。
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Profile
サロン ドゥ メディアージュ
[白金]院長
医学博士・食品保健指導士
立川 大介
福岡大学医学部卒業後、大学病院の形成外科と外科で臨床医を務める。その後、福岡大学大学院医学研究科に籍を移し、長年に渡りガンと化学療法の研究に携わる。その間、医学博士号を取得。2002年松崎記念病院に。2003年、フコイダン研究所理事に就く。
クリニック開業準備及び国内外での研修のため、2005年7月をもって松崎記念病院を退職。
2005年11月、サロン ドゥ メディアージュ[白金]設立。
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