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【気功とは】
最近、西洋医学の研究者、臨床医の間で、予防医学や自然治癒力、免疫力を強化することの重要性が論議されており、その観点から、漢方薬、鍼灸に象徴される東洋医学や、気功やヨガによる医療が大変注目されています。
「気功」とは「気」(生命エネルギー)によって、自己の免疫力、治癒力や調整力を高めて、健康のレベルを上げ、「自養其生」(みずからその生命を養う)することをめざす健康法です。
気功のふるさとである中国では、気功の原点である自養其生の精神が受け継がれ、日常の養生法が生活に密着しています。食べ物や生活態度などによる健康法の実践とともに、朝早く公園で太極拳や気功などを練習する人たちがごく普通に見られます。
■気功の歴史
今、判っている気功に関する最古の資料は、4000年以上前とみられる新石器時代の壷に描かれている「亀の呼吸」を真似している人の絵です。古代の人達は舞踊の動きにより健康を維持していました。これが気功の「動功」に発展していったと考えられています。
気功という名称は、意外に新しく、1957年に劉貴珍が「気功療法実践」という本の中で、「気功」という名称を使ったのが初めです。戦後中国政府の医療事業のひとつとして「中西医合作」(中国の伝統医学と西洋医学とを合体させる)の方針の下、気功を含めての中国医学が見直され、気功も体系化されました。
その後、文化大革命で旧来の物として、気功術も批判、弾圧を受け、一時衰退しました。 しかし文革の治まった後、法輪功騒動といった逆風はあったものの、整理、体系化された気功法が一般大衆に受け入れられて、再び隆盛をむかえています。
■気功の種類
気功は元来、医療気功(仏教、道教等の宗教気功を含む)としての「軟気功」と、武術気功としての「硬気功」とに大別されますが、ここでは健康を目的とした軟気功を中心に説明していきます。
軟気功は、「内気功」と「外気功」とに分けられます。
「内気功」は自分で行う養生気功です。それに対して、内気功で養った気の力を外に出して、他人のために気を与えるのが「外気功」です。
中国の病院では内科、外科と並んで「気功科」がありますが、気功科では、患者に外気功を施す一方で、患者が自分で自分の気を養っていく方法(内気功)を教えています。
■気功の区別
1.「軟気功」= 医療気功
2.「硬気功」= 武術気功
■2つの軟気功
1.「外気功」
(気功師が気を発し、その気を受けて病気を改善する)
2.「内気功」
(自身の体内の気をコントロールする訓練、養成気功) |
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