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期待される効能・効果
これまでの研究成果について
ヒト乳癌細胞株(MCF-7)
 におけるアポトーシス作用
オキナワモズク由来フコイダンがヒト乳癌細胞株(MCF-7)の増殖に及ぼす影響について検討した。その結果、フコイダン存在下において濃度依存的にMCF-7の増殖を抑えることが認められた。また、フコイダンのアポトーシス誘導効果についても検討を行ったところ、細胞核の断片化、カスペース-7、-8および-9活性の上昇など、アポトーシスに特異的な現象を誘導することが見出された。「カスペース」とは、腫瘍細胞をアポトーシス(自然死)へと誘導するための情報伝達に関わるタンパク質の一種。これらの現象は、フコイダンとカスペース阻害剤(DFVD-FMK)を共存させた場合、アポトーシスに特徴的な現象は見られなかった。以上の結果から、フコイダンがカスペースの活性化を介してMCF-7細胞にアポトーシスを誘導することが示唆された。

(日本農芸化学会2005年度大会
九州大学大学院・生物機能科学部門食糧化学研究室)

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