高分子CUAフコイダン®とは

フコイダンは、癌細胞を自殺に導くアポトーシス誘導作用、癌細胞の増殖を防ぐ血管新生抑制作用、体の免疫力を向上させる免疫賦活作用、抗癌剤治療による副作用の軽減作用など、様々な生理活性を有しています。
フコイダンには、メカブ由来フコイダン、モズク由来フコイダン、コンブ由来フコイダンなどがあり、これらは上記の様な作用を持ち合わせていますが、構造や構成糖、その他含有物質に違いがあるため、その働きも異なります。
そこで、それぞれ由来と働きの異なるフコイダン素材を混合することで、単体で使用するよりも高い効果が発揮されることを期待して開発されたのが高分子CUAフコイダンです。高分子CUAフコイダンとは、オキナワモズク由来フコイダン、メカブ由来フコイダン、アガリクス菌糸体エキス末を一定の配合比で混合したものです。これまでの研究からオキナワモズク由来フコイダンはアポトーシス誘導作用が強く、メカブ由来のフコイダンは血管新生抑制作用が強いことが分かっています。そして、フコイダンと同じく免疫賦活作用で知られるのがアガリクスです。高分子CUAフコイダンは、それぞれ働きが異なる3種類の素材を混合することにより、フコイダン単体よりも高いパワーを発揮することが証明されています。

NK細胞の活性化の検証

下図は、皮下に癌細胞を移植したマウスを5つのグループに分け、モズク由来フコイダン、メカブ由来フコイダン、アガリクス菌糸体エキス末、高分子CUAフコイダン摂取におけるNK細胞の活性度を検証しました。コントロールと比較して、全てのグループにおいてNK細胞の活性の上昇が見られましたが、最も高いNK細胞の活性を示したのは高分子CUAフコイダンを摂取したグループであり、混合することにより単体よりも高い効果が得られることが確認されました。

NK細胞活性の写真

NK細胞活性(n=7)

(第8回 国際自然免疫学会議発表)
       (第12回 国際免疫学会発表)

当研究所では、高分子CUAフコイダン以外にも様々なフコイダンとその配合を研究することにより、
さらに強い組み合わせ効果が発揮されるのではないかと考え、継続して研究を進めています。

当法人は、「抗がん作用」「コレステロール低下作用」「血圧低下作用」「抗ウイルス作用」など
さまざまな生理機能が解明されている「フコイダン」について研究を行なっています。

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